「血は争えない」
と言ってぶち切れされた。
その話。
１．登場人物、姉。
姉は仕事帰りに夫のかっちゃんと買い物をしていた。
買うものを決めるのは姉、かっちゃんはかごを持つ係り。
どこの家でも同じような光景だろうと思うが。
姉も時間を気にしながら（スーパーの弊店間近だったらしい）買わなくちゃいけないものを考え、かっちゃんのかごに野菜を放り込んでいたらしい。
「ねえ、ネギあったかなぁ」
姉が聞いたとき、隣にいたかっちゃんは
「ネギ、覚えてない」
かっちゃんは薬味にこだわる人で、特にネギがないのはかなり許せない人。
だから、ネギをきらすのは姉夫婦にとっては大問題。
ネギの根っこを母が庭に植えているのだが、それですら追いつかないくらいこの家はネギの消費が早く。
「ま、あったってすぐなくなるから、買っとこう」
姉はそう思ってネギをかごに入れようとした。
すると、かごは姉のネギを持つ手から逃れようとするらしく。
「ネギ、いるでしょ。家にあったっていいんだから」
あんたのせいでネギが切らせられないんだよ、と心で思いながら
姉が、かごの端っこを、しっか、と握り無理矢理入れて顔を上げたら
「あのぉ～」
年の頃、２０代前半、と思しき、若い男性が姉の魔の手から逃れようと必死になっていたらしい。
男性は姉の手を逃れようとしていたが、後ろに壁があり逃げられず、困った顔をしてかごを抱えて立っていたらしい。
事の事態に気がついた姉は
「あ、すみません。うちのかごだと思ったんで（汗）」
と焦ったらしいが。
その次の瞬間に自分のやった行動が異常におかしくなり
ネギを持ったまま、壁に追い詰めた若者を見つめ
大笑い
したらしい。
その光景を遠くから見たかっちゃんは
「また何かやったな」
と思い、そして他人の振りしてレジに向かって歩いたらしい。
かっちゃんがその後振り返ってみたら、大笑いして姉がその場を離れたのに、彼は呆然と立ちすくんでいたそうだ。
相当、怖かったのかもしれない。
２．登場人物、母。
母が交通事故に遭った話は前のブログで書いたことがあるが。
幸い、骨折もそんなにひどいものではなく、今は特注のコルセットで痛みもなく暮らせるようになった。
だけど、長時間歩いたりすると疲れがひどくなるため、用心しながら生活をしているのだが。
事故に遭った日、母は全身が痛かったのと事故に遭ったショックで寝込んでしまい、姉を相当心配させてしまったのだが。
実はその翌日、母には大事な用事があった。
何日も前から楽しみにしていたのを知っていた姉は
「あんなに楽しみにしていたのにかわいそうに」
いつも母とけんかばかりしているくせに（実の親子が同居してもこうなのだ）そう思ったらしい。
翌日、仕事中、母の様子を見に姉は自宅へ帰った。
玄関に鍵がかかっており（必ず犬が吼えるので母はほとんど鍵をかけない）
「よっぽどショックで寝ているんだろう」
と家に入ると
もぬけの殻。
病院にでも行ったのか？と思った姉はしばらく自宅で待っていたが、帰ってこないので病院に電話をかけて問い合わせてみたらしい。
「痛む体で病院に行ったなら、迎えに行ってやろうと思ったのよ」
電話に出た事務の女性は「今日はお見えになっていませんが」と言ったらしく。
姉は「では、どこに行ったんだろう？」と心配になり、母が帰宅するまで待っていたらしい。
２時間後、母が帰宅した。
帰宅した母の第一声
「やっぱり、がばいばあちゃんはすごい人だったのよね～」
母の大事な用事とは、佐賀のがばいばあちゃんの作者、島田洋七さんの講演会。
母はこのイベント（映画上映もあったらしい）のために、姉に
「チケットを取って」
とお願いしてまで行きたかったらしく（汗）
母の身を案じ、心配していた姉は呆然としたらしいが。
その３０分後、母が話すがばいばあちゃん物語（特に運動会のお弁当の話）を聞いて
「ボロボロ泣いたわよ」
当然、その話をする母も涙ながらに語ったそうで。
親子して、交通事故の事も忘れ、がばいばあちゃんの素晴らしさや洋七少年の周囲の人々の心の温かさに大泣きしたらしい。
そして、１時間近い話の後に、姉もすっかりがばいばあちゃんファンになったそうだ。
この二つの話を聞いて夫は、私に
「血は争えない」
と言ったんだが。
私は買い物カゴを持つ人を確認して買い物をするし、交通事故の翌日に映画を見に行きたいなんて思ったりしない。
まったく、許せない夫だ。
当然、ぶち切れたので、その夜は夫に肩もみさせたけど。
もしかして、あなたも、肩もみさせられる？←ちょっと不安
[0回]
最近、新聞をにぎわせているあの会社。
実は、夫が買ってきたのは、アレだったのだ。
最初に偽造がわかったとき、テレビのニュースには名古屋駅にあるあのお店が登場し。
夫は
「ここで買った（汗）」
と呆然としていた。
その時点ではまだ「冷凍していたのを解凍して売った」だけだった。
だが。
今朝の新聞では。
「売れ残りも日付偽造した」
もしかしたら、私が１個だけ食べたのは
その売れ残り？
あのお土産の顛末は。
数日間、冷蔵庫で忘れられており。
私は１個食べた。
そして、夫が２個食べて。
「硬くなったし、もう捨てようか」
と言うことで夫が自らゴミ箱に入れたわけで。
最初のニュースを見た夫が
「解凍したものだったから、おいしくなかったんだよ」
と言ったが。
「売れ残りだからおいしくなかった」
のかもしれない。
もしかしたら、私は過去数度このお土産をもらって「苦手」と思ったのは
売れ残りの賞味期限偽造品だったから
なのかもしれない。
できたての味を食べたら、有名土産、だと納得できたかも。
実は、夫が昨日より東京へ出張している。
名古屋のお土産が賞味期限偽造で無期限の営業停止になったニュースはすでに夫の耳にも届いているはず。
それでも、何かお土産を買ってくるか？
買ってくるとしたら、賞味期限が異常に長いものにするような気がする。
そして、こつぶには、またしてもキティちゃんご当地シリーズ？←この話をした友達のご主人も、やっぱりキティちゃんご当地シリーズがお土産らしいと判明した（笑）
何にせよ、このブログの読者様は、うちの夫が出張するのを楽しみにしているに違いないと、思うのだった。
[0回]
職場に着くと制服があるからで。
通勤の服装は自由。
だが。
出張の時はビジネススーツを着用する。
でもそんな出張も数ヶ月に１度程度しかないし。
だから、夫のスーツ用のカッターシャツは私が洗濯し、糊付けしアイロンをかける。
面倒だけど、数ヶ月に１度せいぜい着て３枚程度のカッターシャツをクリーニングに出したら、取りに行くのを忘れてしまうし（汗）
そのカッターシャツも糊付けまでしたらロッカーダンスにしまいこみ、出張で必要になるとプレスすると言う日々。
そう言う訳で、急な出張の時はめちゃくちゃ焦ったりする、が。
まあ、それでも一度に５枚も６枚もプレスするわけじゃなし。
私の性格上、夫のカッターシャツは見える部分だけにしか、アイロンをかけないし。
下の方はシャツの中に入れるし、後ろはどうせしわが寄るし、ね～（爆）
それに夫のカッターシャツを買う時点で
「ノンプレス」←形状記憶とかってのもあるしね～
を選んでいるし。
そして、ウチの夫は１４年間の「しつけ」のおかげで（笑）
出張が終わって着替えたものは自分で洗濯機の中に入れてくれる←友達の夫はスーツケースを玄関先に置き去りにするのでムカつくらしい。
本日夫は名古屋に出張。
昨日、出かける前の準備で私はいつものように夫のカッターシャツにプレスした。
そのシャツは多分（記憶が定かじゃない）５月の出張の時に着た物だと思うが。
シャツをプレスして気がついた。
胸ポケットに何か入っている。
手を入れてみると、出てきたのは
爪楊枝２本。
夫が自分で洗濯物を洗濯機に入れてくれる様になって、困るのがこのポケットの中身。
私が気に入って買った水色のギンガムチェックのコットンシャツのポケットに黄色い紙を入れていて、そのまま洗濯。
胸ポケットに黄色が付着←努力したがまったく落ちない。
とか。
ゴルフのスコア表がズボンのお尻のポケットに張り付いていた
とか。
いつも、確かめてね、と言っているのだが。
言ったときは覚えているんだが、時間が経つと忘れやがる。
まあ、それは仕方ない。
シャツやズボンに紙切れがくっついていても乾けば何とかなる。
それに、今回は紙でもないし、シャツのポケットに穴が開いたわけじゃないし。
だが。
許せない。
だって
爪楊枝。
それも２本。
これって、まるで私がＯＬ時代のベルトにお腹が載った課長の姿。
食事後、シーハーした後、その使用済み爪楊枝を胸ポケットに入れるヤツ。
ああ゛ーーーーっ
考えただけで
うぇぇぇぇっ
ぞっとする。
つ、つまり
オヤジ
ってことだ（どっかーん）
そのアイロンをかけている私のところに夫がちょうどやってきた。
当然、胸ポケットから出てきた爪楊枝２本を見せて
「なぜ、これがここから出てくるのか？」
と問い詰めたら。
「I have no idea！」←オヤジは記憶力も定かじゃないようだ（汗）
私の次の言葉を待たずに逃亡しやがった。
来年には４０歳になる夫。
それなりに「仕方ない年齢」になっているんだろうけど。
でも、私は自分の夫を
仕方ないヤツ
で片付けるのがどうしても許せないっ
爪楊枝を使うなとは言わないが、使ったら口を拭いた紙ナプキンの下に隠して捨ててきてほしい。
ああ、オヤジ街道まっしぐらの夫が許せない、許せない、許せないーーーーーーっ（怒）
[0回]
週末、お天気が悪かったので自宅にこもっていた。
しかしうちには４歳児がいるため、どっこにもでかけない、って事は許されない。
で、夫が犠牲になり（夫婦の力関係の結果）私におつかいを頼まれ外出するわけで。
昨日、お昼ご飯何が食べたい？と聞いたら
娘・夫が同時に
「ラーメン」
と答えたわけで。
言った以上は責任を持ってもらおうじゃない
と二人にラーメンを買いに行かせた。
こういう場合、娘に
「○×ラーメン買って来て」
って言っても通じないため、夫に伝えるのだが。
ウチの夫は言語の理解能力がイマイチな上に、専門外の知識が極端に不足している←家系だけどね。
で、もめることしばしば。
たとえば、レタス買って来て、と頼むとキャベツを自信持って買ってくる、とか
庭に植えた青ネギ取ってきて、で、庭の雑草を持ってくるとか。
思い込みによる間違いが多いため、何とか間違いなく伝えたいために自然と色んな修飾語をつけるのだが、つければつけるほど逆効果になる。
たとえば某社の台所用洗剤が欲しかったとする。
で、その商品名以外に
「いつも買っているもの。オレンジのボトル」
なんて詳細を付け加える。
誤解することが多いので、こっちもつい過剰な説明になるのだが。
それでも、間違えるのだ。
それも、台所用洗剤を頼んだのに、買ってきたのはトイレの洗剤とか（汗）
だから、奴に頼むときはものすごい慎重になる。
が。
昨日は「ラーメン」である。
食べたいのは夫とこつぶなので、自分達が食べたいものを買ってくればいいと思うわけで。
「好きなもの買って来ていいよ」
と頼んだ。
「カップとか袋とかも関係ない？」
夫が聞いたので
「何でもいいよ」
と答えた。
そして、こつぶと買い物に出かけたんだが。
帰ってきた夫が持っていたのは
「うまかっちゃん、辛子高菜」
うまかっちゃんはわかる。
夫の定番だし。
だけど、辛子高菜？
最近、華丸、大吉のうまかっちゃーんすと言うＣＭが流れているが←たぶん、九州限定か？ハウス食品のサイトをチェックしたらわかるかも。
「なんで辛子高菜なの？」
私が聞くと
「こつぶがうまかっちゃーんすのラーメンがいいって」
こつぶのせいにしたが、ぜったい自分が食べたかったんだろう。
「うまかっちゃーんすのＣＭは熊本ラーメンとかもあるのに、なんで辛子高菜なの？」
他に３種類くらいがあるわけで。
夫、返答に困った。
「にんにく味じゃ、こつぶにはいけないかなって」
ちょっとしどろもどろ。
「こつぶはガーリックトーストが大好きだけど～」
辛子高菜とにんにくを検討した結果だと示唆している夫に言ってやった。
にんにくじゃなくても、いつも買ってくる焦がしネギとかノーマルなものでもいいじゃないとか思ったわけで。
夫はきっと「新製品」を試してみたかったのだろう。
それが３種類もあるなんて知らなかったんだろう。
以下、夫婦の会話は続く。
私「ねえ、辛子高菜って食べたことあるでしょ」
夫「･･･あるけど」←明らかに不満そう
私「からいんだよ、知ってる？」
夫「そうだよね、辛子高菜だもん」
私「きっと、こつぶは食べられないと思うけど」
夫「・・・」
ようやく気がつきやがった。
確かに「あなたたちの好きなものを買って来い」と私は言った。
ヤツはこつぶと相談して好きなものを買ってきたんだろうけど。
だけど、そういう場合、食べられることが大前提。
結局、当然のように夫が作ったラーメンはこつぶに不評。
ちょっとのびかけたラーメンを夫と一緒に私も食べる事になり（なにせ３人前を一気に作りやがった）
お名前のとおりに、辛子高菜（唐辛子に漬けた高菜）ラーメンはスープの端っこが赤くなっており。
私が食べても
「辛い」
と感じるものだった。
昨日は、たまたま夫がカップラーメンを１個（たぶん自分の夜食用に）買っていたので、こつぶはそれで間に合わせたが。
男の人をおつかいに出すって、こんなものなのか？
それとも、ウチの夫が「気が利かない」ヤツなのか？
我が家には辛子高菜ラーメンがまだ２袋も残っている（汗）←いや、別に辛子高菜味がおいしくなかったってわけじゃない。辛くなかったら、食べるよ、私は。
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いまだに「秋」とは言えない日々。
昨日、ワンコ様のお食事をお届けしに外に出たら（うちのワンコ様はアレルギーがあるので、超高級ドッグフードをお召し上がる）
ほんの２０秒の間に３箇所蚊に刺された。
暑いので、まだ夏のワンピースを着ていたせいで。
ふくらはぎとひざのちょっと上に２箇所。
ひじに１箇所。
私はとっても蚊に刺されやすい。
蚊に刺されやすい人は
体が酸性だとか
体温が高いとか
ある種の血液型とか
色々と言われているが、正直なところ、わからないみたいで。
私にもよくわからないが、少なくとも
「私って蚊に刺されやすい」
って言う人と一緒にいても、先に蚊に刺されるのは私。
刺される数も私の方が多い。
ま、そんなんで、ぜひ、蚊に刺される人の傾向を知りたい科学者は
私のところにおいで
と言いたいところだ←高くつくと思いますが
で。
今朝、幼稚園バスを待っていた。
そのわずか数分の間に、また数箇所蚊に刺された←うちって田舎なんで（汗）
まあ、それは仕方ない。
問題なのは、刺された場所。
それは、腰。
と言うか、お尻の割れ目が始まる場所の数センチ上（汗）
年齢を無視してはいているローライズ、スキニージーンズが原因。
バスを待つ間、平均値よりかなり背が低いこつぶと目線を合わせるためしゃがんでいるから、その部分が露出していたんだろう。
なんて恥知らずな蚊なんだっ！
夏よ、早く終わってくれ～
蚊に刺されやすくて、ローライズをはく人は、気をつけてくださいまし（汗）
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