週末、お天気が悪かったので自宅にこもっていた。
しかしうちには４歳児がいるため、どっこにもでかけない、って事は許されない。
で、夫が犠牲になり（夫婦の力関係の結果）私におつかいを頼まれ外出するわけで。

昨日、お昼ご飯何が食べたい？と聞いたら
娘・夫が同時に
「ラーメン」
と答えたわけで。
言った以上は責任を持ってもらおうじゃない
と二人にラーメンを買いに行かせた。

こういう場合、娘に
「○×ラーメン買って来て」
って言っても通じないため、夫に伝えるのだが。

ウチの夫は言語の理解能力がイマイチな上に、専門外の知識が極端に不足している←家系だけどね。

で、もめることしばしば。

たとえば、レタス買って来て、と頼むとキャベツを自信持って買ってくる、とか
庭に植えた青ネギ取ってきて、で、庭の雑草を持ってくるとか。
思い込みによる間違いが多いため、何とか間違いなく伝えたいために自然と色んな修飾語をつけるのだが、つければつけるほど逆効果になる。

たとえば某社の台所用洗剤が欲しかったとする。
で、その商品名以外に
「いつも買っているもの。オレンジのボトル」
なんて詳細を付け加える。
誤解することが多いので、こっちもつい過剰な説明になるのだが。
それでも、間違えるのだ。
それも、台所用洗剤を頼んだのに、買ってきたのはトイレの洗剤とか（汗）

だから、奴に頼むときはものすごい慎重になる。
が。
昨日は「ラーメン」である。
食べたいのは夫とこつぶなので、自分達が食べたいものを買ってくればいいと思うわけで。
「好きなもの買って来ていいよ」
と頼んだ。
「カップとか袋とかも関係ない？」
夫が聞いたので
「何でもいいよ」
と答えた。
そして、こつぶと買い物に出かけたんだが。
帰ってきた夫が持っていたのは
「うまかっちゃん、辛子高菜」
うまかっちゃんはわかる。
夫の定番だし。
だけど、辛子高菜？
最近、華丸、大吉のうまかっちゃーんすと言うＣＭが流れているが←たぶん、九州限定か？ハウス食品のサイトをチェックしたらわかるかも。

「なんで辛子高菜なの？」

私が聞くと
「こつぶがうまかっちゃーんすのラーメンがいいって」
こつぶのせいにしたが、ぜったい自分が食べたかったんだろう。
「うまかっちゃーんすのＣＭは熊本ラーメンとかもあるのに、なんで辛子高菜なの？」
他に３種類くらいがあるわけで。
夫、返答に困った。
「にんにく味じゃ、こつぶにはいけないかなって」
ちょっとしどろもどろ。
「こつぶはガーリックトーストが大好きだけど～」
辛子高菜とにんにくを検討した結果だと示唆している夫に言ってやった。
にんにくじゃなくても、いつも買ってくる焦がしネギとかノーマルなものでもいいじゃないとか思ったわけで。
夫はきっと「新製品」を試してみたかったのだろう。
それが３種類もあるなんて知らなかったんだろう。

以下、夫婦の会話は続く。

私「ねえ、辛子高菜って食べたことあるでしょ」
夫「･･･あるけど」←明らかに不満そう
私「からいんだよ、知ってる？」
夫「そうだよね、辛子高菜だもん」
私「きっと、こつぶは食べられないと思うけど」
夫「・・・」

ようやく気がつきやがった。

確かに「あなたたちの好きなものを買って来い」と私は言った。
ヤツはこつぶと相談して好きなものを買ってきたんだろうけど。
だけど、そういう場合、食べられることが大前提。

結局、当然のように夫が作ったラーメンはこつぶに不評。
ちょっとのびかけたラーメンを夫と一緒に私も食べる事になり（なにせ３人前を一気に作りやがった）
お名前のとおりに、辛子高菜（唐辛子に漬けた高菜）ラーメンはスープの端っこが赤くなっており。
私が食べても
「辛い」
と感じるものだった。
昨日は、たまたま夫がカップラーメンを１個（たぶん自分の夜食用に）買っていたので、こつぶはそれで間に合わせたが。

男の人をおつかいに出すって、こんなものなのか？
それとも、ウチの夫が「気が利かない」ヤツなのか？

我が家には辛子高菜ラーメンがまだ２袋も残っている（汗）←いや、別に辛子高菜味がおいしくなかったってわけじゃない。辛くなかったら、食べるよ、私は。

[0回]