先日、ハチの大量殺戮犯として戦っていることを告白したが。
いつも行くホームセンターで何かいい武器はないかと物色中
以前「大量殺戮犯」として名をはせた(?)50代後半の女性の話を聞く機会があった。
彼女はホームセンターのスタッフ。
そばを通りかかったその人にスプレーの値段について質問したら
「私の家もねぇ、屋根裏にハチが巣を作っちゃって、大変だったのよぉ」
話好きかと思われるそのスタッフの話は、私を驚愕させた。
ある日、外出から帰宅したら、部屋の中に大量のハチが発生していた。
びっくりして窓を開け放って、家にあった「蚊、ハエ」用のエアゾールを振りまいたらハチが逃げたらしいが。
どうもその部屋の天井からハチがどんどん出てきていたらしく。
それで、全身防備して(そのいでたちが私と同じようなスタイルだった)天井裏に手を突っ込み、周囲に寄りたかるハチを叩き落としながら、ハチの巣をゴミ袋に入れて取り除いたらしい。
「それがね、その部屋の外壁のわずか5mm程度の隙間から屋根裏に入り込んで巣を作ったらしいのよ。その5mmの隙間に何千匹って感じよ、もうびっくり」
思わず
「もしかしたらうちもそれとおんなじ状態かもしれませんっ」
手を取って「ご指南くだされ~」とひれ伏したい気持ちになったくらい。
彼女が言うには「外はハチスプレー、中は一般的な殺虫剤でもOK」と言うことだった。
私は家の中でハチを見ると、こつぶの昆虫網を持って追い掛け回し捕虜にしたり
ティッシュ10枚くらいを重ねてハチをつまみ、ビニール袋に入れて徐々に息絶えるのを待つというリンチをしたり
正直言って、大量殺戮よりももっとひどいことを続けていた。
殺虫剤を使ってマシンガン乱射などと、ほとんど殺人マニアみたいな状態にわくわくしたが(汗)
ただ、こつぶがいる以上、室内では殺虫剤を使いたくない←テロリストもやっぱり人の親
とりあえず、その時点でまだ室内でのハチ退治に困ってはいなかったので、根気よく外側からハチスプレーで対抗するしかないなと思ったが。
週末、実家に行った。
それで、帰宅がかなり不安だった。
あのスタッフの
「帰宅したらハチが大量発生」
と言う言葉が頭にあったからで。
昨日午後6時過ぎ。
こつぶを車から降ろす前に室内をチェック。
玄関を開けた途端
ハチがブーンと襲って来た
時の事を考えてそーっと玄関ドアを開けた←襲ってきたと思った?(笑)
ハチは襲ってこなかったが、その数秒後私は呆然となった。
大量のハチが寝室の窓際で息絶えておったからで。
どこかから入って来たハチ達が、出口を求めてさまよい、唯一外の光が入っていた窓辺に集結し。
そのまま息絶えたらしい。
やっぱり。
ハチは我が家の天井裏に間違いなく住み着いているのだ。
だからあれだけスプレーで戦っても一向に減らないのだ。
こつぶに「リビングから出ないように」と言い含め←母親に似て虫嫌い。ハチがいると聞いただけで、不安そうな顔になった。
そして夫と我が家の和室天井を調べると、天井に貼られた板には溝があり。
そこの隙間に串を差し込んでみたら、天井裏直結と言うことが判明。
それで、その隙間にティッシュを詰め込みハチの侵入をガード。
夫を完全防備させ外側のハチが集まっている壁にはしごをかけて近寄らせ。
そこへスプレーを(今回は10m先まで届くものにパワーアップ)
ブッシューーーーーーーーーーーーッ
大量殺戮犯夫婦となった私達は必死に戦った(従ってまたしてもコ○イチのカレーを食べる事になった)
1時間後、壁の中でハチのもがく羽音が聞こえており
「ふっふっふ。これでお前らの命はおしまいだ」
ほっとしたのだが。
今朝、9時を過ぎたら、またしてもハチが集合。
もうこれは大家に文句を言うしかない。
でも、気が弱い私は、とりあえず、あのいい加減男(うちの担当者)を紹介してくれた人に電話して
「これこれこうで、困っている」と相談と言う名の「お願い」をして。
担当者にうちに来てもらえるように段取りをしてもらい(汗)
夫は夫で
「一度見に来い、どんな状態か見たらわかる」
と受付の女性を相当脅かしたらしく。
で、担当者が汗かきかき飛んできた。
私に「ハチはそちらで対処しろ」と言い放った割にはとってもあっさりと
「では業者の方に見てもらいましょう」
だと(怒)
「とんでもなくいっぱいいるからなんとかしてくれ」
一番最初に私が電話したのを無視したから、こんなことになるんだっ。
天井裏のハチを処理するのは数万円くらいかかるらしい。
蜂蜜にはいつもお世話になっていて、ハチの大量殺戮犯、スプレーテロなんて、私はなりたくなかったんだ。
ともあれ、これで、ハチ問題は私の手元を離れてくれた。
そして、ハチスプレーのたびに隣人から
バシッ
と窓を閉められる厭味からも解放されるわ←風向きを考えてハチスプレーしていたのに、意地悪よね~
ああなんでもいいからとにかく早く、この状態から逃れたい。