このフライパンをよーく見てください。
あなたにはこのフライパンの異変がわかりますか?
フライパンって普通完全な○型をしていると思うけど。
これは左上の方が、ちょっといびつに曲がっているわけで。
だけど。
これを買ったときはちゃんとした○だったんです。
つまり、私がこれを使用している間に
こうなっちゃった
んですね。
まあ、完璧な○じゃなくてもフライパンは使えるわけで。
それで、日々利用してきたんだけど。
実はこのフライパン。
間に合わせ
に買った訳で。
できれば色々吟味して気に入ったフライパン、を買いたかったんだけど。
ある日の夕方。
手作り餃子を張り切って作ったら(皮から作るのよ)
「そうだ、フライパンを買いなおす必要があったんだ」
そう、フライパンの買いなおし時期が来ていたわけで。
カナダにいた頃、餃子の皮は売ってなくて(売ってても、ものすごい厚い皮だった)
それでネットで調査した結果、奥さんが中国人と言うある大学教授の方と知り合い。
その方に奥様のご実家伝来の餃子の皮を作る方法を教えてもらったわけで。
それはそれはおいしい皮で、それからは自前の餃子をカナダ人に散々振舞っておりましたが。
数年後、いつも利用しているスーパーで冷凍餃子を買える様になり。
気楽に餃子が食べられるようになった。
その餃子の名前が
「日式鍋張餃子」←中国の会社が作っていたから
鍋に張り付けて焼く日本スタイルの餃子って意味ですね(中国は水餃子が一般的だもんね)
そう、日本の餃子はフライパンで焼くのだけど。
これが上手に焼けないと、フライパンに皮が張り付いちゃったりする。
特に我が家の餃子は小麦粉をお湯で溶いて「羽根」をつけて焼くタイプ。
これがフライパンに張り付いちゃったら、当然のように、おいしさ半減。
もちろん、これは友達の結婚式の引き出物で頂いた南部鉄のすき焼き鍋を代用できるんだけど。
それを代用しようとしたら、餃子は年に1回ほどしか登場しなくなるわけで。
で。
フライパンが命
となるんだけど。
とにかく、間に合わせで買わなくちゃいけなかったので、その時、高級フライパンは選択肢からはずした。
どうせなら、よーく検討して買いたかったからで。
で、とりあえず、一般的なテフロン加工と言うものを選び。
それからすでに1年以上、このフライパンを使い続けている。
いつの間にか、フライパンの形がいびつになったが。
とりあえず、餃子を焼くのに苦労はしていない。
でも。
テレビでマーブルコーティングフライパンの通販を見ると。
やっぱり、欲しいよなぁ
と思うわけで。
週末、義母宅に出かけた。
こつぶが朝食に「フレンチトースト」が食べたいと言うので、義母宅のフライパンを出した。
これが「お兄ちゃんが就職したときに初任給で買ってもらった」と言うもので←つまり21年前の話(爆)
初任給で「フライパンが欲しい」と言った義母について、色々お考えになる方もいると思いますが。
その前に使っていたフライパンも10年以上使ったものらしいです。
でも、義兄って一部上場企業に勤めてはいるんですけどね(笑)
さて話を戻すと、そのフライパンでこつぶのリクエストする「フレンチトースト」を焼くのを私はあまり好きじゃなく。
気分的に「やだな」とは思ってたんだけど、義母の手前で面倒くさがるわけにも行かず。
とりあえず、そのフライパンを出そうとしたら
「あら、新しいフライパンがあるわよ」
また義兄にねだって買ってもらったのか?
と思ったんだけど(爆)
義母によると
「あなたがマーブルコーティングのフライパンが欲しいって話してるのを聞いて、私も買ってみた」
そうだ。
ついに、義母は自分の手で(笑)フライパンを買ったらしい。
で、その使い心地は
思った以上!
やっぱり、フライパンを買いなおしたい、とは思うんだが。
でも、まだ使えるもんねぇ。
ちなみにうちのフライパンがいびつな形になっていることを義母に話したら。
「フライパンの形を変えるなんてことは、ちょっとやそっとの根性じゃできないと思う」
と呆れられたわけで。
内心
「フライパンを20年以上使うって方がちょっとやそっとの根性じゃできないと思う」
と思ったけど、黙っておいた(笑)
ああ、フライパン、買いなおすかなぁ
買いなおしたいなぁ
でもまだ使えるしなぁ
来年もこのフライパンを使い続けているかもしれない。
うーん、私ってお姑様にしっかり教育を受けている、素晴らしい嫁?