2010/02/22 10:16:08
我が家の長女犬は苛酷な環境で生まれ育った。
生後7ヶ月頃、私達は色々考えた末に、我が家に引き取った。
犬を飼うことを決めた時、ブラックラブの生後2ヶ月前後の子犬を探していた。
だが、知人から犬が増えすぎて困っている人がいるから、そこで探してはどうか?と言われ。
そこで出会った。
そこは、ある広い土地に住む犬好きな人が不遇な状態になった犬を引き取っていたのだが、自分には去勢する資金がなく、結果的に自分にはどうすることも出来ないほど増えてしまったと言う場所。
長女犬はそこで生まれた。
親犬は両方とも純血種の犬だったため、7匹生まれたうち6匹は引き取り手がすぐに見つかったそうだが、なぜか1匹だけ残ってしまい。
生後7ヶ月になると誰も引き取らないのだそうだ。
そう、私達も子犬から育てたかったから、最初に紹介された時はあまり興味がなかった。
でも。
その苛酷な環境の中で体を小さくして、ぶるぶる震えながら悲しそうな目をしていた姿がとても気になり。
しばらく考えた後、子犬よりもあの犬を引き取りたい、そう思ったのだ。
その長女犬と暮らして10年が過ぎた。
カナダで暮らしていた頃は、一緒のベッドで寝ていたりしたが、日本に帰国してからは外で暮らすようになり、寂しい思いをさせていたのだろう。
ここへ越して、今までやった事のない行動をとるようになった。
まず穴掘り。
以前の家では穴を掘るなんて全くしなかったのだが、ココの庭の土は掘りやすいのか?
庭中ぼこぼこに穴を掘った。
庭木の根本だけじゃなく、家の基礎の部分まで掘り出したので、これはまずいと思い穴掘りが出来ないようにしたら。
ストレスで毛が抜けた(汗)
仕方ないので、家の中に入れた。
すると。
訪問者がいても吠えなくなった。
もともと、滅多な事では吠えない。
無駄吠えなんてありえないので、以前の家でも住んで1年以上経ってから
「犬がいたんですね」
なんて声をかけられたりしたが(笑)
初めての人が訪問する時だけ、吠える程度で、道で他の犬に出会ってもまったく吠えた事はなく。
友人からも
「吠えた声、聞いたことない」
と言われる。
私自身も「いつ聞いたかな?」と考えても思い出せない。
それだけじゃない。
自分のベッドで寝ているとき、それも夜は熟睡するようになった。
帰宅時間が遅い夫が帰った時は
「うるさそうな顔して目を開ける」
らしいが、その後はすぐ寝息を立て始めるらしい。
昨日、寝ている長女犬のベッドに近寄って、体をなでてみた。
すーすーすー
気がつかないのか?
しつこく首の周りをぼりぼりかいてみた。
すーすーすー
寝たふりしてるのか?
鼻をふさいでみた←これ、ひどいよね(汗)
目をちょっと開けて私を確認。
でも
「眠いのよ、ほっといて」
そんな顔して頭を振り、鼻の前にある私の手をどけた。
で、もう一度鼻をふさいだら。
うるさいなぁ
って態度で一旦起き上がり、寝る向きを変えて
すーすーすー
気持ちよさそうに寝ていた。
子供の頃、犬を飼った時、父親が言った。
「犬は、夜起きて昼間寝ている。だから番犬なのだ」
長女犬は番犬にはならない。
きっと泥棒さんにウィンナー1本で(好きだけど、食べるとお腹を壊す←前の家の裏の畑に来るオヤジが何度も与えていつもお腹を壊していた)釣られてしまい
「どーぞどーぞ入って下さい」
とばかりにしっぽを扇風機回転させて招き入れるだろうなぁ。
そんな話をしていたら、夫が言った。
「番犬じゃないよ。彼女の中では、私は長女、って思っているはず」
確かに。
室内犬生活に復帰して以来、そんな態度だわ。
でも、うちは夫の帰宅が遅いので、できれば夜だけでも起きていて欲しいんだけどなぁ。
本当の意味での番犬、飼うかなぁ?(笑)
生後7ヶ月頃、私達は色々考えた末に、我が家に引き取った。
犬を飼うことを決めた時、ブラックラブの生後2ヶ月前後の子犬を探していた。
だが、知人から犬が増えすぎて困っている人がいるから、そこで探してはどうか?と言われ。
そこで出会った。
そこは、ある広い土地に住む犬好きな人が不遇な状態になった犬を引き取っていたのだが、自分には去勢する資金がなく、結果的に自分にはどうすることも出来ないほど増えてしまったと言う場所。
長女犬はそこで生まれた。
親犬は両方とも純血種の犬だったため、7匹生まれたうち6匹は引き取り手がすぐに見つかったそうだが、なぜか1匹だけ残ってしまい。
生後7ヶ月になると誰も引き取らないのだそうだ。
そう、私達も子犬から育てたかったから、最初に紹介された時はあまり興味がなかった。
でも。
その苛酷な環境の中で体を小さくして、ぶるぶる震えながら悲しそうな目をしていた姿がとても気になり。
しばらく考えた後、子犬よりもあの犬を引き取りたい、そう思ったのだ。
その長女犬と暮らして10年が過ぎた。
カナダで暮らしていた頃は、一緒のベッドで寝ていたりしたが、日本に帰国してからは外で暮らすようになり、寂しい思いをさせていたのだろう。
ここへ越して、今までやった事のない行動をとるようになった。
まず穴掘り。
以前の家では穴を掘るなんて全くしなかったのだが、ココの庭の土は掘りやすいのか?
庭中ぼこぼこに穴を掘った。
庭木の根本だけじゃなく、家の基礎の部分まで掘り出したので、これはまずいと思い穴掘りが出来ないようにしたら。
ストレスで毛が抜けた(汗)
仕方ないので、家の中に入れた。
すると。
訪問者がいても吠えなくなった。
もともと、滅多な事では吠えない。
無駄吠えなんてありえないので、以前の家でも住んで1年以上経ってから
「犬がいたんですね」
なんて声をかけられたりしたが(笑)
初めての人が訪問する時だけ、吠える程度で、道で他の犬に出会ってもまったく吠えた事はなく。
友人からも
「吠えた声、聞いたことない」
と言われる。
私自身も「いつ聞いたかな?」と考えても思い出せない。
それだけじゃない。
自分のベッドで寝ているとき、それも夜は熟睡するようになった。
帰宅時間が遅い夫が帰った時は
「うるさそうな顔して目を開ける」
らしいが、その後はすぐ寝息を立て始めるらしい。
昨日、寝ている長女犬のベッドに近寄って、体をなでてみた。
すーすーすー
気がつかないのか?
しつこく首の周りをぼりぼりかいてみた。
すーすーすー
寝たふりしてるのか?
鼻をふさいでみた←これ、ひどいよね(汗)
目をちょっと開けて私を確認。
でも
「眠いのよ、ほっといて」
そんな顔して頭を振り、鼻の前にある私の手をどけた。
で、もう一度鼻をふさいだら。
うるさいなぁ
って態度で一旦起き上がり、寝る向きを変えて
すーすーすー
気持ちよさそうに寝ていた。
子供の頃、犬を飼った時、父親が言った。
「犬は、夜起きて昼間寝ている。だから番犬なのだ」
長女犬は番犬にはならない。
きっと泥棒さんにウィンナー1本で(好きだけど、食べるとお腹を壊す←前の家の裏の畑に来るオヤジが何度も与えていつもお腹を壊していた)釣られてしまい
「どーぞどーぞ入って下さい」
とばかりにしっぽを扇風機回転させて招き入れるだろうなぁ。
そんな話をしていたら、夫が言った。
「番犬じゃないよ。彼女の中では、私は長女、って思っているはず」
確かに。
室内犬生活に復帰して以来、そんな態度だわ。
でも、うちは夫の帰宅が遅いので、できれば夜だけでも起きていて欲しいんだけどなぁ。
本当の意味での番犬、飼うかなぁ?(笑)
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