2009/04/28 20:57:33
自宅からほんの5分程度の場所には竹林がいくつもあって、どこでもおいしいたけのこが採れそうだったのだが、いわゆる高級料亭に出荷されるたけのこは限られた場所でしか栽培されていないとのこと。
私達がご近所で買えたのは、料亭には出荷されないものではあったが、とりあえず「合馬のたけのこ」だったので(笑)小さなカタマリが1000円とか、べらぼうな値段ではあった。
だが。
実はそのたけのこよりももっとおいしいたけのこが食べられたのだ。
それはその合馬に近い場所ではあるが、合馬ではなく(笑)
しかしとにかく環境はそっくりな場所で。
そのたけのこ山をお持ちの方は我が夫の転勤が決まった時には涙を流して喜んでくれ、私達家族の転居をとても寂しがってくれたような方。
春にはたけのこ、夏には蛍見物に誘ってくれたり、七夕の笹を切ってくれたり。
とっても親切にしてくれた。
夫の仕事関係でのお付き合いではあったが、本当に親しい友人としていつも接してくれた方で。
最近、ようやく新しい住所に落ち着いたという手紙を送ったら。
届いたのが、そのおいしいたけのこ。
掘り立てでまだ泥がついている大きなたけのこが5本。
一般的にはたけのこは鷹の爪と米ぬかで茹でることで、たけのこ特有のエグミや苦味を消すといわれるが。
このたけのこはただ皮ごと茹でればOKと以前から教えられており。
実際、そうやって茹でた後、たけのこの土佐煮を作ったが。
スーパーで買ったたけのこの煮物が苦手なこつぶですら、ばくばくと食べてくれるわけで。
とにかくおいしかったです。
こんなたけのこを九州から1000キロも離れた場所で食べられるなんて。
とっても幸せ。
当分はたけのこメニューで楽しめそうです。
離れてしまったけど、友人ってありがたい。
しみじみ思いながら食べました。
お礼に中華街の肉まんでも送るかな←こつぶの希望で某イベント(ケとかロとかつくキャラの)のためにGWに出かける予定。
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