メガネのこと。
私がメガネを使い始めたのは、高校生のころ。
かれこれ30年ほどお世話になっている。
コンタクトの時期もあったが、40代になってからは特別な時以外メガネを愛用している。
メガネには多少こだわりがあり。
40代くらいまではレンズが小さくて金属製のメガネを愛用していた。
同じデザインのフレームをわざわざ探して買いなおしたこともある。
だが。
こつぶがヨチヨチ歩きの頃だ。
ヨチヨチ歩いて私の細くて小さなフレームの上にお尻がどさっと。
結局潰されて4万円ほど出して新しいものにしたんだが。
それを2年後に今度は足で踏まれて壊され。
結局、子育て中の身には高価なメガネなんて必用ないと判断し。
ワンプライスショップで5千円のメガネにした。
これは初めてのプラスティックフレーム。
なんでもないブラック。
だが、これがとっても使い心地がよくて。
愛用した。
それから4年。
だが。
その愛用しているメガネもいよいよ潮時だと感じるようになった。
まず、近眼用のメガネだけでは暮らせない状態になり←と言っても、メガネをはずせば携帯の画面も平気なんだけど。
そして、ソファーに放り出していたメガネの上に、こつぶが飛び乗ったのだ。
またしても(涙)
で。
今回、ついに決断した。
今度は遠近両用メガネにしよう。
最近のメガネは遠近が入っていても見た目は全然分からないということで。
眼鏡屋さんでワンプライスで考えたが。
遠近両用にするにはフレームに制約が増える。
一番必要なのはレンズの縦幅なんだそうで。
最低で3cm欲しいと言われた。
私がこれまで愛用していたメガネはすべて3cm以下。
かなりレンズが小さい。
だからフレームの大きなメガネをかけると
メガネが顔の中で存在を主張しているような気になるのだ。
で、あれもいや、これもいやとなり。
気に入ったフレームがあっても、ものさしで測るとどれもこれも3cmを下回る。
結局、遠近両用ならば、金属フレームを選ぶ方がいいらしい。
レンズも大きくなるので、遠視の部分と近視の部分の境目にゆとりの部分を作れるんだそうだ。
と、眼鏡屋さんのお姉さんが勧めてくれるのを無視して、がんばった。
結局、ワンプライスをあきらめて、粘りに粘ってプラスティックフレームを探しまくり。
某ブランドフレームでぎりぎり3cmってのを見つけた。
結局、3万円の出費。
しかし。
これが横幅が広い、最近流行のメガネである。
つまり寄る年波に負けて買った遠近両用メガネは、なぜか20代の若者風(汗)
まあ、おかげでメガネをずり上げずにメールの返信を打てる、快適な日々を送っている。
実用性じゃなく、見た目も考えた結果、妥協に妥協を重ねて選んだメガネ。
3万円と言う値段が許せないが←ワンプライス5千円のメガネを4年愛用したらなおさらそう思う。
ただ、次にメガネを作りかえるときは、レーシックで近視を直してからにしたいとしみじみ思うのだ。
レンズはやはり3cm以下で、顔の幅におさまる小さなプラスティックフレーム。
この条件だけはゆずらずにメガネが作りたいから。
やはりメガネは「見た目」優先で決めたい。