我が家では海外にいたときも、今もずっと使い続けているものがある。
それが、歯磨き粉。
某銘柄、これしか絶対に使わない。
初めて海外旅行したのは20歳の時だった。
どこでも日本語が通じる(←これでも英文科卒)場所へ行ったのだけど←場所が想像つくでしょ(爆)
その時使ったホテルの歯磨き粉の「まずさ」を体験して
二度と日本の歯磨き粉以外は使わない
と固く決意した。
断言するが、その国(ま、想像できると思いますが)の歯磨き粉はまずい。
後にヨーロッパを旅行した時も試してみたが、ヨーロッパの歯磨き粉もまずい。
それ以来、年数回の海外に行く時は(なにせバブリー時代にOLやってたんで)必ず
マイ歯磨き粉持参。
従って、海外赴任になったときは、しょうゆや味噌や高野豆腐よりもまず歯磨き粉を買いだめしなくっちゃと思った。
で。
一度に20本の歯磨き粉を持って行き、その後一時帰国のときにも買い足した(笑)
実際、その歯磨き粉を友人の子供(ヨーロッパ人)に使わせたら
「good taste!」
と、たかられた(汗)わけで。
日本の歯磨き粉は「おいしい」(直訳)ことが実証されている(爆)
で。
帰国してからも、歯磨き粉の銘柄は変えていない。
過去に夫や私の実家で別の銘柄の歯磨き粉を使ったりすることがあったが、その「味」の違いが許せないくて、結局お互いの実家へお泊りする時もマイ歯磨き粉を持参している。
その私が愛してやまない大事な歯磨き粉も最近はキシリトールが入ったりと進化はしているが。
その「味」じゃないと許せない私。
多分、ミントなどの含有量にポイントがあるんだろうと思う。
ただ。
この進化のために、困っていることがある。
それは進化したため、歯磨き粉が二層構造になってしまったのだ。
左右から色の違うペーストが出て来るんだが。
これを夫が考えもせずに使うため←チューブの押し方によってペーストの出方が変わる。
そしてペーストの終わりが近付いてくると、出難い方の色が残ってしまい。
終盤はいつも「白」ばかりになる。
そうすると私がこだわる「味」が変わってしまうのだ。
夫に何度も
「最後に白が残るから、緑の量を調整するように」
と伝えるのだが。
普通に押していても緑の方が出やすいらしく、左右均等な量が出難く。
それで、私が使う時は気をつけて白側に力を入れて押すのだが、そうすると白い方がたくさん出てしまい、味が変わるのだ(怒)
1本使いきった時、絶対に私が白を使っている量が多いはず。
それが、とっても悔しいのだが。
悲しいかな一家の家計を預かっている主婦の私は、経済的なことを考えると白ばかりになった歯磨き粉をしつこく使い続けるのだ←単なる貧乏性?
そんなに「味」が大事なら
「歯磨き粉なんだもん、わずかな金額なんだろうし贅沢したら?」
と思う方も多いかも。
夫にもそう言われているんだけど。
私にもわかっているんだよ。
でもね、それがどうしてもできないのよ。
昔の恋人が忘れなくて前に進めないヒロインのように(涙)←ああ、みんなが引いて行く
歯磨き粉の無駄と切ない恋をするヒロインを一緒にするなっ
みなさんの声が聞こえるようです。
でも、ほんと、捨てられないんだよね、味の落ちた歯磨き粉が。