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先日、こつぶのために買ったピアノの調律に来てもらった。
購入して半年。
私の耳でも音の狂いがわかるような気がしていたのだが、やはり、結構ピッチに狂いがあったそうだ。
ピアノは新品で買うと、弦の張りが落ち着くまでの間、比較的早く狂いが生じるらしい。
私にも(笑)わかるくらいだから相当ずれるんだろう。

子供の頃、実家のあったピアノは私達が学校へ行っている間に調律されていたのか(そういうことを聞いたこともない)中の様子を見たことなど一度もなく。
今回初めて中を見る事になった。
鍵盤がはずされた姿など見ることもないだろうからと、こつぶにも見せてやったら
「すごーい」
と驚いていた←まあ、どのくらいすごいことなのか、先になってから気がつくかもしれないが。

さあ、みなさんも、あまりお目にかかることがないようなピアノの中身をじっくりごらんください←写真をクリックするとちょっと大きくなったものが見られます。

ところで、我が家のピアノはサイレント機能がついており。
これは、ピアノの音をヘッドフォンで確認しながら弾く機能。
音が外に漏れることがないので、夜中でも練習が出来る←ただ、ピアノを弾くときに生じる振動は消せないので、ピアノの下に振動防止用の設備を用意したほうがいいだろうけど。
これについてはピアノのメーカー(うちはYA○○HA)の特許があるらしく、他のメーカーだと違う方法でサイレント機能をつけているんだろうと思うが。

さて、このサイレント機能、どういう仕組みで音が出るのか?
疑問に持つ方も多いかと。
それの鍵となるのが下の写真。

20070525143521.jpg








見えにくいかもしれないが、この鍵盤の下に出ているセンサーが音を感知してプログラムされている音を出してくれるそうで、実際のピアノの音とは違う音が出るようになっている。
この音がコンサートホールで使われるグランドピアノの音をサンプルにしたということで。
うちのピアノの本来の音とは比べられないくらい良い音がするわけだ。

実は、このシステムについてはピアノを購入するときに聞いていたのだが。
音の強弱はどうやって判断しているのだろう、と思っていたわけで。
ちょうど、その部分を見せてもらえたので調律士さんに聞いてみたら。
このセンサーが動く速度でその微妙な音の強弱が判断されるらしい。
いや~、もうびっくり。
ピアノってクラシックなものと言うイメージがかなり強かったけど、これは先端技術を利用しているのね、と驚いた←ただ、これは私の頭の先端技術よね。サイレントなんてずーっと前に出来てたし(汗)

どちらにしても、ピアノがずっと家にあったのに、中を見たことがなかった私には、とっても珍しい経験だったので、写真に撮らせてもらった。
本当は1年ごとの調律でいいかなと思ったのだが、耳のためには今が一番いい時期だろうと思うったので、また半年経ったら調律してもらう事にした。
そのとき、こつぶが
「ママ、ちょっとおとがちがうかも」
なんて言う様になってくれたら、元手に利息でもつきそうなんだけど(笑)
夫の通勤用の車よりも高かったので(もう10年車なんだけど、元々買いなおす気もないし)
元手くらいは取り戻せるように、がんばってほしいかなと思うのだった。

ま、鍵盤1本分くらいは取り戻したかも(汗)←両手で弾けるようになったしね

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