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今日、我が家でハチの巣退治、と言う結構珍しいイベントが行われる事になり。
夫はビデオを持ち出してその過程を記録に残そうと張り切っていた。

だが。
もともと虫嫌いの私は
ハチ退治に立ち会う
って事に何の魅力もなく。
それで、退治の立会人を夫に頼んでその間買い物に行っていた。

立会人は夫、大家さん、それにたよりない管理人。
だが、夫が2時から会議になったので1時45分に帰宅してくれ、と言い出し。
仕方ないので、その時間に帰宅することにした。
まあ、ちょうどハチの巣を取り出す佳境あたりかなと思い、帰宅したのだが。
2階にいるみんなの様子がちょっと違う。
部屋には大穴が開いてはいたが、みんながいる場所は私が洗濯物を干しているベランダ。
今日はこの夏一番の猛暑日になると言われており、おまけに湿度がむちゃくちゃ高く。
じっとしているだけでも汗をかくような状態。
だが、そこにいた4人の男性たちが頭から汗をだらだら垂らしていたのは、湿度のせいだけではなく。

ハチの巣があると思われた場所はこの写真の部屋の前にせり出しているベランダの壁の中。
この部屋から手を突っ込めると思われたのだが、そこからベランダの壁に手を入れようにもそこには通し柱があったため。
柱を切ることもできず。
またベランダの壁を壊す、となると、修理費の方が莫大になる(モルタル吹き付けの壁のため)し、そこを壊すと構造上の問題も出るかも知れず。

つまり、うかつに手を出せない場所に巣があるらしい←頭がいいぞ、西洋ミツバチ(外来種らしい。近い範囲のどこかに養蜂家がいるのだと思われる)

何とか壁を壊してハチの巣に襲い掛かろうとしているせいか、ハチはいつもに増して大騒ぎしており。
いつもはベランダで洗濯物を干していても全然羽音など聞こえないのに、今日はベランダにいなくたってハチの羽音がするわけで。

「もしかしたら、かなり大きなハチの巣かもしれません」

2万匹どころじゃなく最大で10万匹くらいってことも考えられるわけで。

なのに。
手が出せない。
働きハチは攻撃されると女王蜂をみんなでかばって守ろうとするらしく。
従って薬剤を入れても入れても、最後まで女王は死なないそうだ。

そこに大家さんの奥さんまで登場。
大家さんの奥さんはこの家を建てた会社の社長を知っているらしく、連絡を取ろうとしているが。
なぜか連絡がつかず。
素人では柱を切るなんて、とんでもない考えしか思いつかない。

で。
夫が嫌うたよりない管理人が
「じゃあ、とりあえず今日のところは使えるだけ薬剤をまいて、入り口をふさいで。家の構造がわかったら、ハチの巣を除去しましょう」

どうも暑いのもあって、早く帰りたいらしく、まとめに入り。

お金を出すのは大家なので、私達には口が出せる問題じゃないし。
で。
大家とハチ退治の業者さんが今後の打ち合わせをすることにして、大家夫婦と管理人は帰って行った。

で、残された業者さんと私は
どうやったら寝室にハチが出なくなるか?
を考え。
寝室の壁をチェックしてもらったら、壁に通気の穴があることがわかり。
そこを塞ぎ。
そして、大家さんの了解は得ていなかったが、ベランダの壁に5mmほどの穴を開け。
そこから薬剤を入れてもらった。

20070628165754.jpg







写真の色の変わった部分が薬剤の跡。
上の方に5mmほど薬剤を入れるために開けた穴を塞いだ跡がある。

その結果、あれだけうるさかった羽音が激減し。
またハチが出入りしているであろう外壁の隙間をふさいだので、外から入ってくることはないだろうが。

問題は、この壁の中に女王蜂と想像もつかないくらい恐ろしい数のハチがまだ残っていることである。
薬剤散布から1時間以上経った今、音は激減したが、壁に耳を当てるとまだかなりハチがいそうな羽音がしているわけで。
出入り口をふさがれたハチはそのまま死に絶えるしか道はないのだが。

住んでいるものにとっては迷惑なハチも、その被害を直接感じることのない大家とたよりない管理人は、とりあえず出入りを抑えれば何とかなるだろう、くらいの程度にしか考えないんだろう。

そして、ハチ業者としては、完全にハチの巣を取り除き1匹も残らずいなくなることが仕事の終了と言えるらしく、予定時間をオーバーしてもハチ退治が完了できずにとっても悔しそうだった。
ケチな大家のせいで←壊すといくらかかるかを心配していた
そこにあるハチの巣を取り出すこともできず。

結論が出ないまま、とりあえず、ハチが来なくなるまで時々様子を見に来ます、と言って業者さんは帰って行った。
実は家の外にいくつもアシナガバチの巣があり(もういなくなってしまった←スズメバチに襲われたのかもしれない)それも取って行ってもらったのだが。

アシナガバチ、スズメバチ、と恐ろしそうなハチの名前がぽんぽん出てくる
この家ってかなり危険な家
みたいだ。

どっちにしても、何度かこの穴から薬剤を入れてもらって、女王蜂さんの
お命頂戴
するしか、今のところ方法はないようだ。

皆様には

こーんな大きなハチの巣が取れました

なんて写真がお見せできるかとも思いましたが。

どうなることやら。
そんなわけで、まだ当分、ハチとの同居は続きそう。

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