2009/06/23 10:06:49
我が家の長女犬は1998年8月生まれ。
今年で11歳になる。
最近は17歳くらいまで生きる犬もたくさんいるらしいから、まだまだと思われそうだが。
大型犬なので、そこまで長い寿命とは思えない。
11歳になるとは言え、病気もしないし(アレルギーなので超高級ドッグフードをおあがりになるが)
まだまだ元気いっぱい。
とは言え。
さすがに、最近は年齢相応の「わがまま」も出てくるようになった。
まず、聞こえないふりをするのだ。
明らかにわかっているだろうと思うが、散歩で私が進む方向と逆に引っ張ったりする。
それで
「Heel」←かかとにつけって意味
と厳しく言うのだが。
聞こえないのか?どんどん行きたい方向に私を引っ張っていこうとするのだ。
もちろん、私が思いっきり引っ張り返すとまずいと気が付くのか、あきらめたりするが。
以前なら、すぐに私や夫に従ったと言うのに。
それだけじゃなく。
ここで用を足さないで、と思うような場所でも気にしなくなった。
我慢が効かないと言うのか。
人前でも平気だったりする(汗)
ああ、これが老いって事なんだなと感じる。
そう思うと、とにかく切なくなるのだ。
なにせ10年以上、一緒に暮らしているんだもん。
まだまだ若かった頃の思い出が色々とよみがえって来るのだ。
かわいそうに、私達を追い越しておばあちゃんになって行くんだね。
これからの数年はこれまで以上の速度で過ぎていくんだろう。
実家の犬も今年15歳を迎えたわけで。
「都合のいい事は聞こえるらしいけど、都合が悪いと聞こえない」
と母にまで言われている(汗)
高齢になると人間も犬も同じなのだ。
そんな我が家の長女犬が昨日、またしでかした。
夜、10時過ぎ。
昨日は色々あって(こつぶちゃん日記にあるように)疲れ果てた私はぼろぼろになった体を布団に横たえて、寝ようとしていた。
だが、蒸し暑くて寝付けず、寝室の窓を少しだけ開けたら。
「きゅーん、きゅーん、がさっごそっ」
音がする。
間違いなく長女犬の声。
大体、そっちの方角から聞こえて来ちゃいけないのだ。
なぜならば、私達の寝室の窓は、一段下がった位置に立っている我が家の裏側の家に向かっており。
その裏側の家と言うのは、この家に越してきてすぐの頃、長女犬が猫ちゃんを追っかけて落っこちた側なのだ。
悪い予感。
急いで外に出たら。
一段下で
「えーん、また落ちちゃったよぉ」
って顔した長女犬が私を見つめていた。
おまけに、裏のお宅は、家族全員起きており。
私と長女犬の会話が丸聞こえ。
で、奥さんが窓を開けて顔を出されたので事情を説明し、門を開けてもらえるように頼んで。
湯上り、すっぴん、パジャマ、の私は、慌てて長女犬を引き取りに行ったのだ。
なにせ「裏」と呼ぶだけあって。
本当に裏なので、裏側の通りまで出なくちゃいけないのだ(大汗)
外に出たら、お向かいのご主人にばったり出くわすし。
おまけに裏の家に到着し、玄関から長女犬を呼ぶのだが。
長女犬は落ちる原因となった、フェンスの隙間の下で、私を待っており。
私の呼ぶ声がどちらの方向から聞こえるのかわからなかったらしい。
再度お隣の奥様に「すみません、お宅に入らせていただきます」とお断りして、長女犬を回収。
裏のお宅は高校生の女の子と中学生の男の子がいるんだけど。
こんなどたばたに「大笑い」していた。
私は長女犬を回収して「ご迷惑をおかけしてすみません。お騒がせしました」とパジャマにすっぴんでお詫びをし。
ところが。
長女犬は門の外に出た途端
私をおいて、とっとと自宅に帰ってしまった。
今朝。
長女犬にご飯をあげようとしたら、さすがに昨夜の記憶はあったのか。
申し訳なさそうに上目使いで、いつも以上に大人しかった。
おまけに自分の部屋の奥に潜り込み、そこから私を見るときも
「怒ってるよね、そうだよね」
みたいな顔をして反省しており。
そういう時は老いたふりしちゃいけないことを理解しているらしい。
反省してます、としおらしく振舞うのだ。
こういうことは、妹娘にはできない。
っつーか、ありえない。
こっちは一晩寝たらすっきり忘れていやがる(汗)
まったく、我が家の娘どもは。
しかし。
反省している長女犬を見ていると、いつまでも長く元気でいて欲しいと思う。
私達の倍以上の速度で老いていく長女犬を見ていると、切なくて苦しくなるよ。
今年で11歳になる。
最近は17歳くらいまで生きる犬もたくさんいるらしいから、まだまだと思われそうだが。
大型犬なので、そこまで長い寿命とは思えない。
11歳になるとは言え、病気もしないし(アレルギーなので超高級ドッグフードをおあがりになるが)
まだまだ元気いっぱい。
とは言え。
さすがに、最近は年齢相応の「わがまま」も出てくるようになった。
まず、聞こえないふりをするのだ。
明らかにわかっているだろうと思うが、散歩で私が進む方向と逆に引っ張ったりする。
それで
「Heel」←かかとにつけって意味
と厳しく言うのだが。
聞こえないのか?どんどん行きたい方向に私を引っ張っていこうとするのだ。
もちろん、私が思いっきり引っ張り返すとまずいと気が付くのか、あきらめたりするが。
以前なら、すぐに私や夫に従ったと言うのに。
それだけじゃなく。
ここで用を足さないで、と思うような場所でも気にしなくなった。
我慢が効かないと言うのか。
人前でも平気だったりする(汗)
ああ、これが老いって事なんだなと感じる。
そう思うと、とにかく切なくなるのだ。
なにせ10年以上、一緒に暮らしているんだもん。
まだまだ若かった頃の思い出が色々とよみがえって来るのだ。
かわいそうに、私達を追い越しておばあちゃんになって行くんだね。
これからの数年はこれまで以上の速度で過ぎていくんだろう。
実家の犬も今年15歳を迎えたわけで。
「都合のいい事は聞こえるらしいけど、都合が悪いと聞こえない」
と母にまで言われている(汗)
高齢になると人間も犬も同じなのだ。
そんな我が家の長女犬が昨日、またしでかした。
夜、10時過ぎ。
昨日は色々あって(こつぶちゃん日記にあるように)疲れ果てた私はぼろぼろになった体を布団に横たえて、寝ようとしていた。
だが、蒸し暑くて寝付けず、寝室の窓を少しだけ開けたら。
「きゅーん、きゅーん、がさっごそっ」
音がする。
間違いなく長女犬の声。
大体、そっちの方角から聞こえて来ちゃいけないのだ。
なぜならば、私達の寝室の窓は、一段下がった位置に立っている我が家の裏側の家に向かっており。
その裏側の家と言うのは、この家に越してきてすぐの頃、長女犬が猫ちゃんを追っかけて落っこちた側なのだ。
悪い予感。
急いで外に出たら。
一段下で
「えーん、また落ちちゃったよぉ」
って顔した長女犬が私を見つめていた。
おまけに、裏のお宅は、家族全員起きており。
私と長女犬の会話が丸聞こえ。
で、奥さんが窓を開けて顔を出されたので事情を説明し、門を開けてもらえるように頼んで。
湯上り、すっぴん、パジャマ、の私は、慌てて長女犬を引き取りに行ったのだ。
なにせ「裏」と呼ぶだけあって。
本当に裏なので、裏側の通りまで出なくちゃいけないのだ(大汗)
外に出たら、お向かいのご主人にばったり出くわすし。
おまけに裏の家に到着し、玄関から長女犬を呼ぶのだが。
長女犬は落ちる原因となった、フェンスの隙間の下で、私を待っており。
私の呼ぶ声がどちらの方向から聞こえるのかわからなかったらしい。
再度お隣の奥様に「すみません、お宅に入らせていただきます」とお断りして、長女犬を回収。
裏のお宅は高校生の女の子と中学生の男の子がいるんだけど。
こんなどたばたに「大笑い」していた。
私は長女犬を回収して「ご迷惑をおかけしてすみません。お騒がせしました」とパジャマにすっぴんでお詫びをし。
ところが。
長女犬は門の外に出た途端
私をおいて、とっとと自宅に帰ってしまった。
今朝。
長女犬にご飯をあげようとしたら、さすがに昨夜の記憶はあったのか。
申し訳なさそうに上目使いで、いつも以上に大人しかった。
おまけに自分の部屋の奥に潜り込み、そこから私を見るときも
「怒ってるよね、そうだよね」
みたいな顔をして反省しており。
そういう時は老いたふりしちゃいけないことを理解しているらしい。
反省してます、としおらしく振舞うのだ。
こういうことは、妹娘にはできない。
っつーか、ありえない。
こっちは一晩寝たらすっきり忘れていやがる(汗)
まったく、我が家の娘どもは。
しかし。
反省している長女犬を見ていると、いつまでも長く元気でいて欲しいと思う。
私達の倍以上の速度で老いていく長女犬を見ていると、切なくて苦しくなるよ。
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