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昨年末から悩み続けていた事があったが。
本日、その結果が出た。

事の発端は人間ドックだったんだけど←2週間前の1月14日のブログをごらん下さい。
年末届いた健康診断の結果は、ほとんどAクラスだったが、一つだけDクラスがあった。
それはPap smear、子宮ガン検診の結果、要精密検査だった。

実はその前年、スメアクラスがⅡと言われており

心配のないレベル

とは言われていたけれど、多少気になったので調べてみた。
ネットでは誰でもよくある事と言われていたので、すっかり忘れていたんだが。

それが今年クラスⅢになったわけで。
クラスⅢってのは、精密検査なんだそうだ。
正直言って、ⅡがⅢになっただけじゃん、と思ったのだが
でも、精密検査って言われたら

悩むよね、普通。

もしかしたら子宮頸がんの可能性があるわけで。
こつぶははまだ7歳。
夫だけなら私が死んだら誰か見つけて再婚してくれよ、で済むが。
子供には親としての責任を果たさなくっちゃならない。
何があっても私はこつぶが成人するまで死ねないのだ。
とにかくがんでも治療を受ければ何とかなる。
そう思おうとしたんだが。

私の姉は5年前体がんで手術を受けた。
父は大腸がんを患った。
いわゆる、がんの家系(そんなもんあるのか?と言われそうだが)かもしれない。
それに姉と私は卵巣嚢腫も患ったわけで。
どうも、婦人科系が弱い。
これって体質に何か遺伝的な要素があるのかもしれない。
精密検査と言われて、そんな事を考えるようになった。
もし遺伝的な問題なら、当然だがこつぶにも影響する可能性がある。

それで、どうせ精密検査を受けるなら、この遺伝について詳しい先生に話が聞きたいと思った。

色々リサーチして、精密検査を受けようと決めた病院のHPから、そこの婦人科には数人の先生がいることが判明。
その中で子宮がんの専門の先生はいないかと調べてみた。
ネットで先生の名前を検索してみれば、その先生が書いた論文などを見る事ができる。
で、調べてみたら。
ピンポーン。
私が知りたい「遺伝」について論文を書いた先生がいた。

そして2週間前、その先生に検査をお願いし、私の知りたい事を聞いてみた。
まずクラスⅡとⅢについて。
ⅡがⅢになっただけではなく、ⅡとⅢの間には

とっても大きな差があるので、簡単に考えないように

ぐっさりと大きな釘を刺されてしまった。
だから、精密検査なのだ。
そこでどかーんと暗くなったが、もう一つのどうしても知りたいこと。

遺伝とか家系とかあるのか?

先生、よくぞ聞いてくれたとばかり「うれしそうに」←私にはそう見えた

「それは専門分野なので、ちょっと話していいですか?」

待っている患者さんは結構多かったんだけど。
細かいところまで聞きました。
その細かいところはどうでもいいけど(笑)
結論から言えば
祖母、母親、姉妹(3親等内)の中で若年(20~30代)性の子宮頸がんを患った人がいる場合、遺伝的な要素はあるとのこと。
母方の祖母は心臓が悪く(これは私に遺伝しているらしい)
父方の祖母は肝臓が悪く(これは姉に遺伝しているようだ)
母は喘息(私に遺伝した)
だが、誰も30代までに子宮頸がんを患った人はいない。
そして、姉は40代で体がん。
つまり、遺伝的な要素はないと言えるので、こつぶに影響する事はないでしょうとのこと。

これはかなり安心した。
そこで、もう一つ気になっていることを聞いてみた。
最近話題になったHPVワクチンの件。
もし仮に、今回の検査で私が「シロ」だったとして、この時点でワクチンを受けた場合、効果はあるか?
実は認可されたワクチンは、ウィルスの型によっては効果のない場合があるため、私の年齢で受けても劇的な予防効果があるとは言えないそうだ。
だが。
現在7歳のこつぶが受けられる年齢(10歳以上)になったら絶対に受けさせた方がいい。
先生の娘さんは9歳なので来年受けさせるつもりだと言われた。

話を聞いて、とにかく、こつぶの体に対しては心配をしないでいい事がわかった。
だが、問題は私。

この2週間は、色々考えた。
もしも手術を受けなくちゃいけなくなったら。
私の母にこつぶの世話をしてもらう事は大変だろう←なんたって今年喜寿。
主人の母?
だめ、絶対。
死んでも(死ぬかもしれないのに)頼まない。
姉?
仕事がある、無理。
お手伝いさんを雇うしかないか。
そう思った。
幸い、生命保険は大きなものに入っている(笑)
夫が病気するより私が病気した方が手厚い保障。
できる限り、必要最小限の入院にしてもらえば、なんとかなるか。
などと色々考えた2週間だった。

で、本日、宣告を受けに行った。
実は検査を受ける前の問診表に
「がんであった場合の告知は受けたいか、受けたくないか」
との質問があり。
当然「受けたい」に丸をつけた。
自分の余命はきちんと聞かなくちゃ。
仮に時間が短くても、こつぶにできる限りの事をしなくちゃいけない。

なので、もし手術とか余命って話になれば、そのような話は全て自分で聞く覚悟をしていた。

先生は普通の顔をして

「問題ないですね。特に病変は何も見つかりませんでした」

やったぁ

そう心の中で思ったのだが。

「でも、これで無罪放免ってわけには行きません。たまたま、見つからなかっただけかもしれませんので」

たまたま?

はあ、って事は?

「あと3~4ヵ月後にまた検査してみましょう。それでなんともなければ、その後はこれまでと同じように1年に1回の検査でいいですよ」

ってことで。
次の予約を5月に入れていた、先生(汗)
無罪放免じゃないって聞いて、ちょっとがっくりしていた私に先生は言った。

「まあ、まだ可能性はないとは言えないけど、まあ、この人間ドックの日に”たまたま”何かクラスが上がるような炎症があったのかもしれませんねぇ」

また、たまたま、かよっ(怒)

この「たまたま」のせいで私は1ヶ月悩み続けたし、そのために1万円近い検査費もかかって。

割に合わない(涙)

まあ、結果がよかったから、こう言えるんだろうけど。

とにかく、今年の人間ドックは、よーくリサーチした病院にしようと思ったのは言うまでもない。
この間の病院は「要精密検査」にしたくせに「紹介状」すらくれなかったからね。

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