男性と言うのは、もともと長電話をあまり好む人種ではない様で。
義母の話によると、義兄は実家に電話をしても用件を話したらあとはずっと聞いているんだか聞いていないんだかわからないような
ぬるい返事
を繰り返すだけらしく。
だから
「どうなの?」
なんて相手の意見を求めようとする質問は絶対にダメらしく。
「こっちとあっちはどっちがいい?」
と返事に選択権を持たせた質問だと話が続くそうだ。
ただ、そんな質問は2つしたら3つ目にはうるさそうに
「どっちでもいい」
と言われるらしく、それ以上継続させる事は困難。
ごくごくたまに話の内容によっては文章での返事(汗)が続く事もあるらしいが、それでも常に
「ねえ、何か怒っていませんか?」
と聞きたくなるような愛想の悪さなんだそうで。
結局、早々に電話を切りたくなってしまうらしい。
一方その弟、我が夫はと言うと。
比較の対象を義兄にしたら少しは会話が成立する方だが。
とても久しぶりに電話をしても、特別用事がなければせいぜい10分が限度。
周囲の友達に聞いても
「うちの夫は実家に電話しても3分で終わる」
なんて言う人も多く。
まあ妻のいる場所以外で電話している時はわからないけど
そんなに電話で長々と話す事はない様子←でもお酒の席だとよくそんなに話があるよってくらい時間かかってるよね~。
ではメールは?と言うと。
これも用件だけ。
私へのメールは必要最低限の文字数で済ませようと必死に努力しているんじゃないか?って疑いたくなるくらい、無駄を省いている。
絵文字1つとか、了解だけで済ませる事がほとんど。
夫とは同じ携帯会社を利用しているので、メール文字数を減らす意味がないんだが。
たまに夫の携帯の設定を私がチェンジする時←同じ機種使っているので、私が色々操作している(笑)
メールのチェックとかしてみたりするが。
知らない誰かにメールがしているってことがほとんどない。
受信の方には若干仕事関係の人などのメールがあったりするが。
だが。
そんな夫に、メル友がいるのだ。
それは、私の姉の夫。
つまり義兄。
我が家は年齢逆転の家族なので(笑)義兄と言っても、我が家の家族の中では一番若い(まあ6歳のこつぶは除外してだが)
つまり、夫にとって義兄の立場だが、自分より4歳年下。
日曜夕方6時になると、お互いが今何をしているか(だいたい晩酌の時間)メールし合うのだ。
実家に帰る時はいつも晩酌が一緒だったから、その時間になると相手もきっと「今頃、飲んでるんだろうなぁ」と思うんだろう。
で、それから1時間ほど
「おっ、来た来た」
なんてメールの返事を心待ちにしながら、晩酌するわけで。
「一緒に飲んでる」って気分になるんだろう。
私には常に愛想のないメールばかり送る夫だが、姉の夫には
いかに相手に喜んでもらえるか?
と一生懸命考えてメールを送っているわけで。
そこに義理の関係を超えている「つながり」があるように思える。
私には夫と比較できないほどメールする友達は何人もいるが。
こんな風に繋がっているメル友がいる夫って、なんか、ちょっとうらやましいかも。