2007/08/23 10:05:28
8月25日は飲酒運転の被害によって亡くなった3人の幼い子供たちの命日。
あれから1年が経とうとしている。
私が生まれ育った土地での事故であり、同じ年頃の子供を持つ私にとってはあまりに悲しい出来事で、その事故に関わるニュースを見るたびに切なくて涙を流さずにいられなかった。
今朝の新聞にその事故についての記事が載っていた。
飲酒運転はこの事故をきっかけに減って来ているそうだ。
しかし、その反面。
飲酒運転が厳罰化されたために、違反者の行動が悪質化しており。
事故を起こして逃亡し酔いがさめてから出頭するとか、その場でお酒を大量に飲み運転時の飲酒を隠す、などの行動をとる人が増えているらしい。
3人のお子さんのお父さんが先日行われた1周忌の法要の後の記者会見で
「厳罰化すれば現場から逃亡する人が増えてしまうんじゃないか」
とおっしゃっていた。
もし、事故を起こした相手が救助に手を貸してくれていたら、子供たちは助かったかもしれないから、なおさらそんな言葉が出てくるのかもしれない。
飲酒運転などの悪質な運転に対しての厳罰化は当然だと思う。
だけど現場から逃亡する行為についてはもっと厳罰化しなくちゃ意味がない。
ただそれは「飲酒運転」をなくすことにはならない。
結局は、運転する人の「人間性」を変えなくては、なくならないのかもしれない。
全然違う次元の話だが。
昨日テレビで見た話。
あの人気の旭山動物園で一部のとんでもない人たちの行動が問題になっているらしい。
ストロボ撮影を禁止している(動物の目を保護するため)のに、それを守らない人だらけ。
他にも柵の中に手を出すなと言っても手を出して写真を撮ろうとする人続出。
スタッフがそばに行って注意したって聞きゃしない。
そのテレビを見ていて、最近遭遇した同じような光景を思い出した。
先日、夫の実家のそばで氷の彫刻の競技会が行われており、それを見ていたのだが。
競技会だというのに、その人たちを撮影して回る人がいて。
競技会関係者かなと思って見ていたら、観光客。
刃物とか削られた氷があちこちに散乱しており、実際競技をしている人だって氷を踏んで滑りそうになったり刃物で怪我したりしている状態なのに。
多くの観光客は遠巻きに競技会の邪魔にならないように見ているのに、何人かそういうとんでもない人がいるわけで。
関係者の人に注意されたら「怒った顔」してその場から去って行くわけで、呆れてしまった。
その「怒った顔」して去っていった人は、60代後半くらいのおじいちゃん。
決して世間を知らないって人ではない。
同じように、競技会が終わって審査員が審査をしている間に、その作品を触ったり、作品の前で記念写真を撮ったりする50代前後のおばさんまで登場。
どちらも「孫」らしき子供がそばにおり、そういうおじいちゃんやおばあちゃんの行動をじーっと見ていた。
飲酒運転もそうなのだが。
福岡の事故は加害者は若い人だったが、その後新聞で飲酒運転をしている人たちの年齢を見ると40代以上の人が多い。
40代以上、つまり「親」である世代。
私達の世代。
まじめにやっている人にとっては「ひとくくりにしないで」って言いたいだろうけど。
ルールが守れないような人が育てた子供たちはそんな自分勝手を特に悪いことだとは思わないように育ってしまうかもしれない。
いや、もうなっているからこんな世の中なんだろう。
法律の厳罰化。
刑期の長期化も必要だけど、それに加えて違う罰も与えてみてはどうだろうか?
飲酒運転をした人:飲酒運転撲滅のための活動に参加する
逃亡した人:後遺症などに苦しむ人たちを支える活動に参加する。亡くなった人たちの家族の話を聞く会に参加する。逃亡撲滅のための活動に参加する。
そして、公共の場所で人の迷惑になるような自分勝手な行動を取った人:その行動を注意する係りになる。
せめて再犯する人の数を減らして、その人たちの手によってルールを守れない人たちの抑制する活動をしたら、社会の役に立てるし罪の償いにもなるだろう。
人のことは言えない私も、じっくり考えなくちゃいけない。
あれから1年が経とうとしている。
私が生まれ育った土地での事故であり、同じ年頃の子供を持つ私にとってはあまりに悲しい出来事で、その事故に関わるニュースを見るたびに切なくて涙を流さずにいられなかった。
今朝の新聞にその事故についての記事が載っていた。
飲酒運転はこの事故をきっかけに減って来ているそうだ。
しかし、その反面。
飲酒運転が厳罰化されたために、違反者の行動が悪質化しており。
事故を起こして逃亡し酔いがさめてから出頭するとか、その場でお酒を大量に飲み運転時の飲酒を隠す、などの行動をとる人が増えているらしい。
3人のお子さんのお父さんが先日行われた1周忌の法要の後の記者会見で
「厳罰化すれば現場から逃亡する人が増えてしまうんじゃないか」
とおっしゃっていた。
もし、事故を起こした相手が救助に手を貸してくれていたら、子供たちは助かったかもしれないから、なおさらそんな言葉が出てくるのかもしれない。
飲酒運転などの悪質な運転に対しての厳罰化は当然だと思う。
だけど現場から逃亡する行為についてはもっと厳罰化しなくちゃ意味がない。
ただそれは「飲酒運転」をなくすことにはならない。
結局は、運転する人の「人間性」を変えなくては、なくならないのかもしれない。
全然違う次元の話だが。
昨日テレビで見た話。
あの人気の旭山動物園で一部のとんでもない人たちの行動が問題になっているらしい。
ストロボ撮影を禁止している(動物の目を保護するため)のに、それを守らない人だらけ。
他にも柵の中に手を出すなと言っても手を出して写真を撮ろうとする人続出。
スタッフがそばに行って注意したって聞きゃしない。
そのテレビを見ていて、最近遭遇した同じような光景を思い出した。
先日、夫の実家のそばで氷の彫刻の競技会が行われており、それを見ていたのだが。
競技会だというのに、その人たちを撮影して回る人がいて。
競技会関係者かなと思って見ていたら、観光客。
刃物とか削られた氷があちこちに散乱しており、実際競技をしている人だって氷を踏んで滑りそうになったり刃物で怪我したりしている状態なのに。
多くの観光客は遠巻きに競技会の邪魔にならないように見ているのに、何人かそういうとんでもない人がいるわけで。
関係者の人に注意されたら「怒った顔」してその場から去って行くわけで、呆れてしまった。
その「怒った顔」して去っていった人は、60代後半くらいのおじいちゃん。
決して世間を知らないって人ではない。
同じように、競技会が終わって審査員が審査をしている間に、その作品を触ったり、作品の前で記念写真を撮ったりする50代前後のおばさんまで登場。
どちらも「孫」らしき子供がそばにおり、そういうおじいちゃんやおばあちゃんの行動をじーっと見ていた。
飲酒運転もそうなのだが。
福岡の事故は加害者は若い人だったが、その後新聞で飲酒運転をしている人たちの年齢を見ると40代以上の人が多い。
40代以上、つまり「親」である世代。
私達の世代。
まじめにやっている人にとっては「ひとくくりにしないで」って言いたいだろうけど。
ルールが守れないような人が育てた子供たちはそんな自分勝手を特に悪いことだとは思わないように育ってしまうかもしれない。
いや、もうなっているからこんな世の中なんだろう。
法律の厳罰化。
刑期の長期化も必要だけど、それに加えて違う罰も与えてみてはどうだろうか?
飲酒運転をした人:飲酒運転撲滅のための活動に参加する
逃亡した人:後遺症などに苦しむ人たちを支える活動に参加する。亡くなった人たちの家族の話を聞く会に参加する。逃亡撲滅のための活動に参加する。
そして、公共の場所で人の迷惑になるような自分勝手な行動を取った人:その行動を注意する係りになる。
せめて再犯する人の数を減らして、その人たちの手によってルールを守れない人たちの抑制する活動をしたら、社会の役に立てるし罪の償いにもなるだろう。
人のことは言えない私も、じっくり考えなくちゃいけない。
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